ミュージックセラピーは、個々の音楽の感じ方を考慮に入れて実践する必要がありそうです。
今日は、シンガー歌謡体操。
インストラクターの鈴木先生が基本体操を始める前に必ず行っていることがあります。それは音楽(BGM)を聴きながら目を閉じてじっと数分間立っていることです。瞑想の時間になりますが、科学的には脳波がアルファ波に変わり、脳内にエンドルフィンというホルモンが分泌してきて、ストレスを低減・解消してくれるらしいです。
ですが、鈴木先生の今日のお話は、そのことではなくて、ミュージックセラピー(音楽療法)です。音楽療法は、ストレスなどで病んだ心や体の症状を改善する目的で用いられていますが、音楽は非常に微妙で人それぞれに感じ方が違うようです。鈴木先生が、「今のBGMが気持ちよく感じられた方、手を挙げて下さい」と質問を投げかけると、8割の生徒さんが手を挙げました。「どうも違うな」と思われた生徒さんは、このBGMは、ミュージックセラピーには向いていないのかもしれません。ロックを聴くと勉強がはかどるのであれば、その人にとって、セラピーに向いた音楽はロックになるかもしれません。人によって気持ちが良いと思う音楽が人それぞれ違うのであれば、自分が気持ちよく感じるからといって、他の人もきっとそうだと思うのは間違っているのかも知れませんね。ミュージックセラピー(音楽療法)は、個々の音楽の感じ方を考慮に入れて実践する必要がありそうです。
さて、写真ですが、「2億4千万の瞳」を鈴木先生がマイクを持って熱唱しながら、みんなと一緒に体操しているところです。第2回 江南紅白歌合戦に向けて、みんなで楽しく体操して、ますますシンガー歌謡体操を盛り上げていきたいと思います。